はじめに
弔辞とは?
弔辞とは、故人に贈るお別れの言葉です。遺族に頼まれたら快く引き受けるのが礼儀です。故人への哀悼の気持ちを素直にあらわしましょう。
弔辞の書き方
3分を目安に原稿を書く
一般的に弔辞の長さは3分程度の場合が多いので、3分を目安に原稿を書きましょう。文字数にすると、400字詰め原稿用紙2~3枚です。
弔辞は読んだあと、祭壇にささげられるので必ず文書にしておきましょう。巻紙に薄墨で書き、奉書紙に包むのが正式ですが、最近では便箋にペン書きするか、パソコンで書くケースもあります。
書き方例
- 1.故人への呼びかけ
「○○さん。あなたとのお別れがこれほど早く訪れるとは、まったく想像もしていませんでした。」
- 2.故人との関係
「○○さんと初めて会ったのは入社式の日でした。lもうあれから35年がたったのですね。」
- 3.故人との思い出・故人の人柄
「○○さんは、誰からも好かれるお人柄、バレンタインのときには、机の上にチョコレートが山のように積まれたものです。」
- 4.遺族へのお悔やみ
「ご遺族の心痛はいかほどのものか、お慰めの言葉もありません。」
- 5.別れの言葉
「さようなら。心からご冥福をお祈りいたします。」
弔辞の包み方
- 1.弔辞を奉書紙の中央からやや右寄りに置き、まず右から、次に左から折る。
- 2.上と下部分を裏側に向けて折る。表書きは「弔辞」。
弔辞の読み方
指名されたら席を立ち祭壇の前で遺族に礼
弔辞を読む人の立場は、改まったものですから、服装は平服は避け、少なくとも略礼装程度の装いを心がけましょう。
- 1.指名されたら席を立ちますが、弔辞は上包みに入れて手に持つか、あるいは上着のポケット、和服の場合は懐に納めて祭壇の前に進みます。
- 2.祭壇の前で遺族に一礼し、遺影に向かって深く一礼してから上包みを開けます。上包みは弔辞の下に持ちますが、かたちにこだわらないで、かたわらの卓上や畳の上に置いてもかまいません。
- 3.弔辞は、目の高さくらいに捧げ、姿勢を正して、声は落とし気味に、一語一語の発音ははっきりと、故人に語りかけるように、かみしめるように読むのがコツです。
- 4.読み終えたら、弔辞用紙を元通りたたみ、上包みに包みます。遺族から前もって要望があれば、表書きを祭壇に向けて供えます。遺影に一礼し、遺族に一礼してから席に戻ります 。
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